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コント師達の珠玉の戦い!キングオブコントとは?いまさら聞けない基本を解説!

こんにちは!ヒトーンです。

 

さて、今年もキングオブコント2021の開幕が間近になってきましたね!

 

今年からはユニットの出場が可能になったり、

 

6月12日にはキングオブコントの会という特番も放送されるなど、

 

開催前から例年以上に盛り上がっていますね!

 

しかし、

  • キングオブコントって何?
  • 誰が優勝したんだっけ…?
  • 大会ルールが変わりすぎてついていけない...!

という人も多いではないのでしょうか

 

本記事では、そんな人の為にキングオブコントを一から振り返りたいと思います!

 

 

 【初めに】そもそもキングオブコントとは?

www.king-of-conte.com

キングオブコントとは、日本全国プロアマ問わず日本のコント王者を決める

 

2008年から始まったコントのコンテストです!

 

見事王者に輝いたグループは「賞金1000万円」と「真のコント日本一」の称号を手にすることができ、王者の称号を手にするために毎年多くのコント師達がエントリーしています

キングオブコントの特徴

キングオブコントは、他の賞レースにはない様々な特徴があります

 

ここでは分かりやすく、お笑い賞レースの代表格であるM-1グランプリと比較してみましょう

 

M-1についての詳しい記事はこちら

hitonex.hatenablog.com

まずは、争うネタのジャンルです

 

これは、大会名からも分かる通り

 

M-1グランプリ漫才キングオブコントコントとなっています

 

 

続いて優勝賞金ですが

 

こちらはM-1グランプリキングオブコントも同じ1000万円です

 

 

続いて参加条件ですが

 

プロ、アマチュアどちらも参加できる点は共通していますが

 

M-1グランプリはコンビ結成15年以内でないと出場できませんが

 

キングオブコント結成から何年経っても出場することができます

 

また、キングオブコントは今年からユニットのコンビでの出場も可能になり、M-1グランプリ2020で活躍したおいでやすこがのお2人など、コンビの幅が広がりましたね

 

また、審査員などの決勝大会のルールですが、キングオブコントはルールの改正が激しいので、後の項で詳しく掘り下げたいと思います

 

様々なルールがありますが、やはり結成年の縛りがない点が、若手からベテランまで同じ舞台で戦えるという面白さがありますね!

歴代キングオブコント王者は?

 キングオブコントは過去13回行われていますが、どのコンビが王者に輝いたのでしょうか?

 

2008年から2020年までの王者を一覧にしてみました!

コンビ名 エントリー数
2008 バッファロー吾郎 2146組
2009 東京03 2584組
2010 キングオブコメディ 3009組
2011 ロバート 3026組
2012 バイきんぐ 2971組
2013 かもめんたる 2988組
2014 シソンヌ 2811組
2015 コロコロチキチキペッパーズ 2455組
2016 ライス 2510組
2017 かまいたち 2477組
2018 ハナコ 2490組
2019 どぶろっく 2413組
2020 ジャルジャル 1707組

 

今もテレビで大活躍されているコンビや、単独ライブが大人気のコンビなど、様々なタイプの芸人さんが優勝されてますね!

 

 キングオブコント ルールの推移

さて、キングオブコントは2020年までに計13回開催されており、他の賞レースに比べて頻繁にルールの変更があることでも有名です

 

そんな、様々な形式で行うこともキングオブコントの面白い点です

 

早速、時系列順に振り返っていきましょう!

 

第1回(2008年)

第1回大会である2008年では、ファイナリスト8組をAリーグBリーグに分け

 

それぞれのリーグ1位が最終決戦で一騎打ちをするという方式でした

 

また、審査の方法が今までの賞レースの常識を覆す画期的なもので

 

A、Bリーグでは惜しくも準決勝で敗れた芸人100名が1人5点ずつ計500点満点で審査する方式でした

 

この準決勝で敗れた芸人達が審査する方式は

 

形を変えながらも第7回大会である2014年まで続き、キングオブコントの代名詞的なものとなっていました

 

そして、最終決戦では勝ち上がった2組のネタを、A、Bリーグで敗れた6組のファイナリストがどちらかに投票するという仕組みでした

 

自分も戦った場で、チャンピオンを決める大事な審査を行うというのはファイナリストたちにとってはものすごい重圧がかかりそうですね(汗)

 

第2回(2009年)~第6回(2013年)

第2回大会にして大きくルールが変わり、決勝戦ではファイナリスト全組がネタを2本披露し。その合計点でチャンピオンを決める方式となりました

 

審査方法は、第1回に引き続き準決勝で敗れた芸人達が審査する形ですが、持ち点が1人10点になりました

 

他の賞レースでは上位数組が2本目のネタを披露するのが定石な中、ファイナリスト達がもれなくネタを2本披露するという方式は、今思えばとても豪華でしたね!

 

第7回(2014年)

第7回は、ファイナリストの数が前年までの8組から10組に

 

そして、審査員は前年までに引き続き準決勝で敗れた芸人達による審査になりますが

 

審査方法は一転、ファイナリスト達がそれぞれ二組づつ一騎打ち方式で戦うことになります。

 

つまり、審査員計101名(同点を避けるため)が一人ひとりどちらの組が面白かったかを決める方式となりました

 

そしてファイナルステージでは、勝ち上がった5組が改めてネタ順を抽選し、はじめに1組目と2組目でファーストステージ同様戦い、勝った組が暫定王者となります

 

その後3組目以降はネタを披露した後現在の暫定王者と一騎打ちをする方式となっています

 

しかし、一騎打ち方式という特殊なルールは正直欠陥もあり、第7回の1回だけでその後見ることはなくなりました...

 

第8回(2015年)~第13回(2020年)

第8回にはまたしても大きくルールを改正しました

 

ファイナリストの数は前年と引き続き10組ですが

 

第1回から続いていた準決勝で敗れた芸人達が審査するという方式を撤廃しました

 

このたくさんの芸人達が決勝の場に参加しているというある意味でのお祭り感というのもキングオブコントの醍醐味だったので、当時は衝撃でした

 

代わりに、どのようなルールになったかというとコント界のレジェンドともいえるベテラン芸人5人による1人100点の持ち点での審査という、M-1グランプリなどに近いルールとなりました

 

その審査員のメンツはというと、

バナナマン(設楽統、日村勇紀) 

さまぁ~ず(三村マサカズ大竹一樹) 

松本人志(ダウンタウン)

というそうそうたる顔ぶれですね!

 

そして、このルールは2020年まで引き継がれているのですが、第11、12回(2018年、2019年)ではファイナリスト10組を決勝当日まで完全シークレットにするなど、毎年のように新たな試みに挑戦しています

 

正直、当時ネット上で批判も多かったルールや、今思ってもあまりいいとは言えないルールもありますが、大会をより良いものへしようというキングオブコントの姿勢は素晴らしいですね!

 

終わりに

いかがでしたでしょうか?これで皆さんがキングオブコントについてよく知れてくれれば幸いです

 

キングオブコントの決勝戦は毎年9~10月に行われます

 

今年は一体どの芸人がチャンピオンになるのか楽しみですね!